スタッフ紹介

役員

麓 貴光

代表取締役・水産振興部 部長

技術士(水産部門、総合技術監理部門)

水産業は多面的で裾野の広い産業であり、津々浦々の地域を支えてきた「なりわい」でもあります。漁業者、そして漁村地域の方々は、時に予期せぬ環境変動に直面しても、また、今般のような大災害に見舞われても、「なりわい」である水産業を軸に、しなやかに強く地域に根ざしてきました。海に囲まれた日本では、こうした漁村地域や水産業が本来の姿で存在し続けていくことがとても重要だと考えます。私は、将来にわたってしなやかでタフな漁村地域が存続していけるよう、ともに考え、行動していきたいと思っています。

吉永 聡

常務取締役/広島営業所 所長/環境調査部 部長

技術士(水産部門)、潜水士

熊本育ちの川ガキです。実家は井戸掘り屋で、汲み上げた泥水が澄んだ水へと変わる瞬間の興奮を未だ忘れることができません。家訓である「みずを大切に」をモットーに、そこで暮らす生き物やそれを利用する人たちの役に立てればと思います。

本間 俊輔

取締役/水産振興部 部長代理

修士(水産科学)、技術士(水産部門、総合技術監理部門)

魚好き・海好きが高じてこの業界に入りました。四方を海に囲まれ、変化に富んだ環境を有する日本の海や川、そこに生息する生き物によって育まれた漁業や魚食文化は世界一だと思います。水産の現場で起こる様々な問題を解決し、人と水と魚の関係を望ましい形で後世につなぐために、力を尽くしていきたいと考えています。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          

川上 貴史

取締役/環境調査部 部長代理

技術士補(水産部門)、2級ビオトープ計画管理士、潜水士、一級小型船舶操縦士

地方の存続=産業(仕事)の存続を考える上で、日本では漁業は重要な存在だと思います。しかし、漁獲量の減少、価格の低迷、資機材の高騰など漁業の継続事態が危機的な状況となっています。更に、実際には上記の課題は、全国共通ではあるものの、県や地域によって異なる課題も加わっています。弊社として、そういったそれぞれに地域に合わせた課題解決に向けた提案、また、共通の課題解決に向けて業務に携われればと考えています。

水産振興部

奥出 裕介

水産振興部 主任研究員

潜水士、ロジスティクスオペレーション3級

魚を食べる人が少なくなってきた今日ではありますが、魚は種類や時期、調理法等の工夫によって食卓のバリエーションを非常に豊富にしてくれるものであると改めて感じております。 美味しい魚をいつまでも食べられるような社会のために、日々勉強させていただき、すこしでも貢献できるように精進して参ります。

吉原 誠人

水産振興部 研究員(広島営業所兼務)

 

大学時代、瀬戸内の豊かな海と緑深い山々に囲まれた環境で、4年間にわたり水産学を専攻いたしました。 卒業後は、その知識を活かし、寿司チェーンに就職。日々新鮮な魚に触れられる仕事にやりがいを感じておりました。 しかしながら、水産業が縮小していくのを肌で感じるにつれ、私の中で、海に寄り添いながら、水産業の活性化に貢献したいという強い思いが芽生え、転職してまいりました。 日本が誇る魚食文化を守り、持続可能な水産業を支えるために、引き続き努力していきます。

松永 紗弥

水産振興部 研究員

潜水士

幼少の頃は、福岡県の玄界灘に面した町で育ち、その影響から「海に関わる仕事がしたい」という思いが芽生えました。大学は水産学部を専攻し、主に水産生物と海洋環境について学びながら、海洋生物の生態、循環に興味を持ち、4年間熱中したダイビングを通して「きれいな海を後世に残したい」という気持ちが強くなりました。 弊社へ入社し、大学では経験できなかった各地の海と漁業を見る機会をいただき、漁業、漁法の多様性、“旬の魚”という食文化が存在する日本の水産業に接することができました。今後は、地域により特色のある日本の水産業の存続に貢献できるように尽くしていきたいと思います。

環境調査部

小川 佳久

広島営業所 環境調査部 主任研究員

技術士補(水産部門)、潜水士、一級小型船舶操縦士、生物分類技能検定2級(水圏生物部門)

以前は魚礁メーカーにて調査員として潜水調査を行っていましたが、魚礁分野からさらに視野を広げ、日本の水産業にもう一歩踏み込んだ活動が行いたいと考え、弊社に転職いたしました。 故郷である広島を拠点とし、これまで潜水調査などで培ってきた知識や経験を活かしながら、水産業活性化、環境の保全に寄与できれば幸いです。

佐々木 由佳

環境調査部 主任研究員

環境学博士・生物分類技能検定1級(浮遊生物部門)・潜水士

動物プランクトンを見ること30年を越えましたが、日々勉強です。初めて見る種を同定できると、いまだに嬉しくなります。急速なデジタル技術の浸透とともに動物プランクトンの分析方法も変革期にありますが、種の同定能力をみがきながら、変化にも臆することなく新しいことに挑戦していきたいと思っています。

齋藤 暢宏

環境調査部 主任研究員

修士(水産学)

弊社生物分析部門で永年にわたり、海洋動物プランクトンの分析に従事しております。北海道から沖縄まで、あるいは、北太平洋中部海域や南太平洋、大西洋と、あらゆる海域の動物プランクトンを対象としております。この経験を活かし、魚類や無脊椎動物の消化管内用物分析も、高い精度で分析できるよう挑戦しております。

伊東 宏

環境調査部 嘱託研究員

農学博士・生物分類技能検定1級(浮遊生物部門)・公認潜水士

卒業研究で黒潮流路と動物プランクトン群集の関係を扱って以来,今も日本近海のネットサンプルを診ています。学術研究に使える質の高いデータを出すことを目標として,委託業務の傍ら,計数方法の検討や新種記載,図鑑や論文の執筆も行ってきました.近年,黒潮蛇行に続く海洋熱波や内湾域の貧栄養化の影響と考えられる漁業生産の低下が顕在化しつつあり,これを支える低次生産のモニタリングの重要性は増す中で,基礎となる動物プランクトンの分類にはまだ多くの問題が残されております.これからもこうした基礎的問題の解決を試みながら,プランクトンを通じ海と漁業の変化を診るお手伝いをしていきたいと考えています。

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